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オーナーインタビュー【名古屋市/田中様】

カフェ経営を始めたきっかけ

_MG_9165いま賃貸とは別にカフェを経営していて、オープンから約1年たちます。
私は父を突然死で亡くし、自分自身も体調が良くなかったため、もともと健康には気をつかっていました。
体を作っているのは食事です。健康でいられるためにも食は大事と思いましたが、近くには安心して食べられるお店をが少ない。そういうお店を開きたいというのが、カフェを始めるきっかけでした。
店では野菜を中心としたオーガニック料理をお出ししていて、ストイックになりすぎず、美味しく食べていただけるものを中心に、幼稚園生の小さなお子さんを持つ主婦の方などに、多くご利用いただいています。

あえて投資しようとした勇気と決断

_MG_9224マンションが時とともに老朽化していくのは仕方がないことです。でもマンションは父が残してくれた、私にとってものすごく大事なもの。エレベーターやお部屋を変えるのは、それに逆らいたいという気持ちがあるからです。
古いと価値がないのでなく、付加価値をどうやってつけられるか考えたかった。きれいで安心できるものにして、価値あるものとして使ってもらいたいんです。
だから、父が生きていたらどんな選択をしただろうかと考えて、建てた時に頑丈に作ってくれていたこともあり、リフォームでの投資を決断しました。
それから、リフォーム業者に広告を見て電話したり、お友達が勤めている建設会社などに聞いてみたりして、情報を集めました。

女性目線でこだわった間取りと使い勝手

IMG_4143まずは、今時みんなどんなところに住みたいと思うのかを考えましたね。
水周りの設備や、調理スペースの確保というような、住む人にとって使い勝手のいいのはどんな間取りか。そして昔からの畳の1DKをどうしたらそういうふうにできるのか。
名古屋市内で、パークハウスさんなど色々な物件を見に行ったり、ディスプレイをみたり、住む側の目線でいろいろみてみました。
女性目線でみていると、収納とキッチン、間取りは特に気になりました。
自分が住みたいかどうかを基準値として、キッチンが広い、リビングが明るい、収納が大きい、などのポイントを確認して見ていましたね。

付加価値をつけるリノベーション

最終的に2部屋のリノベーションでナチュラルテイストを選んだ理由は、こうありたい、こうしていきたいという自分の考えと一致していたから。
いちばん大きかったのは、家賃を下げるのでなく、付加価値をつけるという考え方に共感でたということですね。
実際リノベーションをやってみて思ったのは、外観は古くても中をみると全く別物なのが斬新で、そこがすごくうまくいっていたと思います。
こういう物件は、見せ方、アピールが大事だと思うのですが、そういう点でもバランスがうまくとれていたのが良かったですね。

入居者様やお客様によろこんでいただけるものを

賃貸経営は、入居者さんに選んでもらって初めてなりたつものです。
今は、いい入居者さんに恵まれているので、その方々に長く快適に住んでいただくためにも、建物のエントランスとエレベーターをきれいにしたい。入り口は顔なので、そこを整えたいと思っています。

もうひとつ、カフェのほうでは、今私のやっている「動物占い」でのイベントを開きたいと思っています。
この占いは動物図鑑、統計学の流れを汲んでいて、子供などでもすごくわかりやすいものです。以前はやった時に友達から話を聞いて興味をもっていて、深いやり方ができるのが面白いと思って、去年秋に始めました。
イベントを通して、お店のことも知ってもらい、もっとたくさんの方に、肩肘張らずにおいしく体にいいものを食べてもらいたいと思っています。
自分にいちばんよい生き方は何かをベースに、できるだけ地元産を使った肩肘張らない程度に安心な、食材ひとつひとつに愛情をもって作っているお料理を、ぜひ皆さんに味わっていただきたいですね。

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