オーナーインタビュー【プリマラフォンテ/調布市K様】

そもそも土地活用をお考えになった理由は何ですか?

K様:父が存命中にアパート経営を任され、古いアパートから少しずつ始めたのですが、自主管理だったので、訳もわからずやっていました。
建て替えを考え始めた時も、最初は知識がなかったこともあって普通に建てればいと思っていたのですが、一緒に関わってくれた妻が将来に危機感を覚えていて、最終的にプリマを選ぶことになって。
今は、逆に特色がないものではダメだ、普通に建てなくてよかったと思って、妻には感謝しています。

奥様の危機感のわけは何だったのですか?

DSC04827奥様:建築会社と話していて、純粋な疑問をもったことがきっかけです。
昭和の時代に1K−1DKが流行って、今は飽和状態だから、1LDKがいいんですと営業の人に言われて。でも、皆がやったら、それもまた飽和状態になるのでは?と思ってしまったんですね。
それに、立地がいいから必ず入るとも言われたけれど本当かな?と。

前から箱型のものはいやだなと思っていたのですが、たまたまTVの「カンブリア宮殿」でみた賃貸リノベーションにすごい衝撃を受けて。ずっと守られてきたものを壊すのでなく、リノベはできないか、と思ったんです。
でも、その話に主人は聞く耳をもってくれなくて、結局リノベはあきらめて建て替えになりました。

どんな方法で賃貸経営・商品のことを調べ、何にこだわりましたか?

K様: 建て替えを考えてからは、いろんな物件を訪問して調べましたね。
同じ時期に、建て替えの提案で、相続の口利きをしてくれた地元の不動産屋さんが、建築家を連れて図面を持ってきていたのですが、プランのすり合わせに時間がかかりそうでしたし、投資の面でも迷いが出ていました。
大きなものを建てるにはお金がかかるし、土地を守るほうが大切。
建物にお金をかけなくても、外構を作るなどして、雰囲気を良くするほうがいいのではないかとも思っていたところもあります。

そんな時に、以前ヨーロッパ旅行で見た建物の街並みが造れたらいいな、経年することに価値があるものを建てられないかなと妻がネットで検索していて、ヒットしたのがプリマを施工しているスターホームでした。
最初に新横浜のプリマを見にいったのですが、衝撃だったのは、開放的な天井高です。手すり、ライトなど、女性の心を掴んでいる、女性なら絶対ここに住みたいと思うな、と感じました。

プリマを選んだ理由は?

DSC04597K様:最初、プリマを妻がネットで見つけてきた時は、割合で言うと1割ぐらいにしか思っていなかったんですが、話を聴くうちにかなり感化されてきて。
実際にプリマグランデ矢向を見た時に、感銘を受けて、やるしかないと即決に近い形で決めました。
一番心が動いたのは、プリマグランデ矢向のエントランスホール。開放感のある共用スペースと、さりげないディスプレイの空間は本当に魅力的で、ぜひやってみたいという気持ちにさせられました。

 

 

実際の賃貸経営の中でどんなことをされていますか。

奥様:まずご入居の方には、お引越しの時にちょっとした役立つ小物を入れたウェルカムバスケットをプレゼントさせていただいています。

エントランスや共用部分をディスプレイで飾っていますが、これはもともとあった造花などを活用できたらいいなと、エントランスに飾ったのが始まりです。
今ではエントランスにアロマオイルを置いたり、共用部分の絵を四季折々でかえたり。それと、いただきもののティーバックを皆さんに差し上げたらとても好評で、それから毎月恒例にしていますね。
ほかにも、話題の本を毎月入れ替えで置いていたり、季節を意識したディスプレイにしてみたり。七夕には短冊を飾るのですが、願い事の短冊は七夕祈願で有名な星尾神社に毎年奉納しています。

入居者様の反応はいかがですか


奥様:入居者さんからは好評で、家に帰ってきた時に外のシンボルツリーのイルミネーションを見てほっと安心できる、仕事でいやなことがあった時、エントランスのディスプレイに癒されて頑張れますと言っていただけています。
お手紙をもらったり、旅行のお土産をいただいたり。家族のようなおつきあいで、ご自分のことを相談してくださる方もいらっしゃいます。

単なる不動産投資ならいざ知らず、自分の近所でアパートをやっているんですから、管理は入れずに毎日のようにお掃除などに行っています。
それで、どうせなら管理会社に払う分のお金を入居者さんに還元したいと考えて、管理費分を積み立てて入居者さまに喜んでいただくために使おうと思っています。
それと、災害対策も重要だと考えていて、備蓄水とお手洗い、ブランケットシート、トイレットペーパー、生理用品を備蓄して、災害の日などには、入居者の皆さんへお知らせをしています。

日頃の管理やサービスは、入居者さんに喜んでもらいたいという気持ちがいちばんですが、もちろん経営上の戦略という意味もありますね。

次の一手としてお考えになっていることはありますか?

K様:何をやるにしても、こだわりをどこかにくっつけていきたいと思っていますね。
今考えているのは音楽の物件。2件目のプリマで考えているギャラリー計画に音楽も結びついています。
娘がピアノの先生をしていて、芸術高校や音大に通っていた頃に、アマチュアを助けるようなものをつくりたいという考えをもっていました。息子も音楽をやっていますし、自分でも趣味でサックスを習っていたこともあって、自宅に防音室があるので、面白い、やってみたいなと。
ある程度の投資は必要になりますが、趣味の音楽をターゲットに考えていこうかなと思っています。

その他にも、縁側のあるものや、これからだと別荘付きシニア向け住宅とか面白いなと思いますし、新築より、リノベーションが面白い。
今は、築23年の物件をリノベでやってみようというように、今までとはやり方を変えてみたりしています。頭の中も切り替わってきましたね。
要は見せ方だと思うんです。一戸入れるには、そこにぜひ入りたいと思われるものにしないと。
壊して建て替えるということだけでなく、建物を大事にして長くやっていくのも一手ですね。