フィルとティモシーの横濱アパートメント物語017 ティファニーFile05
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ティファニーFile
困った…
ドラゴンのコワーキングスペースがどこにあるかわからない
ティファニーは迷っていた。
先日ドラゴンからブルースボトルカフェでもらったメモの地図がよ くわからないのだ。
なんか、 アパートメントの話をするサークルがあると言うので気軽な気持ち で参加しようと思ったのだが
今になるとなんで私がと思ってしまうティファニーだった。
ドラゴンはアパートメントを建てる人だけじゃなくて住みたいと思 ってる人も来てもらって話をしてもらいたいんだ。
今、ティファニーみたいに若い女性がどんなところに住んで、 どんな暮らしをしてみたいかということを話してくれればいいんだ 。
たまたま休みの日と重なったので興味本位でやってきたが場所が分 からない。
ドラゴン、ちゃんと地図書いてよ…
と心の中で思うのだった。
そんな時に坂を上がる2人の男たちがいた。
ティファニーはどうしようかとドキドキしたが
「済みません…」
と声をかけたおかげでドラゴンのコワーキングスペースにたどり着 くことができた。
「ようこそ、ドラゴンソリューションカフェへ」
とホワイトボードに書いてある部屋には、 もう3人がテーブルに座っていた。
これで参加メンバー6人+ ファシリテェターのドラゴンでマジック7が集まったのだ。
ドラゴンがニューヨークヤンキースのスタジャンを着て、
ミネラルウォーターを抱えて会場に入ってきた。
HONESTY ALWAYS COMES FIRST