フィルとティモシーの横濱アパートメント物語009 ティモシーFile03

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ティモシーFile03   3つ並んだ机に座るには

ティモシーは3つ並んでいる机のひとつに座った。

あとの2つは同期となるアレンとハンクのものだ。
アレンは大手のアパレルで店長までしたこともあるアパレル畑の出身でティモシーの1つ年下だという。
ハックは海外にあるキッチン専門の会社で働き帰国してこの会社に入ったそうだ年齢はティモシーの1つ上だった。
3人とも同年代である。
結婚しているのはティモシーだけで残りの2人は独身貴族だ。
コーヒーを飲みながら3人でいろいろ話した。
新しい仕事にワクワクしているのと
これから何をどのようにしなくてはいけないのか…
ティモシーと同じような彼らも期待と不安を抱えていた。
「おはようございます」
会社の扉を開け長い髪を後ろに束ねジョン レノンみたいな眼鏡をかけた男の人が入ってきた。
見るからに怪しそうな人だった
「この人は一体誰だ」
HONESTY ALWAYS COMES FIRST