ちょっと長いコラム

『PRIMA11年目と１枚の絵』

ふと、改めて振り返ると

PRIMAに携わって11年の年月が経った。

とにかく、バタバタといろいろな街を走り回った。

 

ある時は、ニューヨーク・ブルックリンに

アパートメントオーナーたちとツアーを組んで行ったこともあった。

そんな時間に追われ続けた日々…

身体もボロボロだった。

しかし、このコロナになって外国どころか国内までも

出張という仕事がなくなり

ゆっくりとした自分の時間が急にやってきた。

 

そんな時、考えたことは

『今、何をやるか』を考えることから

『今、何をやらないか』を考えることにした。

 

そして自分で出した答えは

わが街、横濱に腰を据えて

PRIMAを中心とした仕事をやろうという結論だった。

 

そのためにいくつか捨てたものもある。

良い意味ではあるが、双六（すごろく）の振り出しに戻ったような感じだ。

だから、いくつかのコマは無くなったとしてもしょうがない

そう決めたのだから。

 

そうなると、またPRIMAの魔法に引き寄せられたように

契約した案件

着工となる案件

完成してリーシングを始める案件

それにつながるイベントの企画や

セミナー講師としての企画をいろいろと考える

 

このような普通の毎日がとても楽しいのだ。
改めて自分の好きな仕事で
メシを食べてることに感謝だ。

 

今日は6月の19日と20日に河口湖で行う

完成見学会というイベントの企画やフライヤー

そして当日持っていく小冊子の原案を考えていた。

 

PRIMAに改めてチャンスをもらったように

自分のアンテナにソウル電波が幾つも降りてくるのだった。

 

もう仕事を一緒にやって20年以上

PRIMAに携わって11年共に手掛けできた

デザイナーの大竹といつものように打ち合わせをした。

僕の投げるいくつかのキーワードを

必ずカタチにしてくれる優秀な人なのだ。

 

今日も横濱・馬車道のオフィスで

「小冊子のイメージはニューヨークで話題を呼んでいる

Amazon のリアル店舗の童話コーナーで

星の王子様の隣に置いてある童話本のイメージ」

 

コンセプトは

① 宇宙に一番近いPRIMA

②つよさとやさしさ

そうだなぁ。

宇宙とPRIMAがスーッと降りてくる感じ」

 

このような言葉の羅列を残して

来年から始めるコワーキングスペースの打ち合わせに僕は会社を後にした。

 

打ち合わせが終わり東横線に揺られていると

この一枚の絵を中心とした
小冊子の原案が LINE で送られてきた。

 

 

「うんうん。僕が思っていたより数十倍いいね」

とLINEであっさり返したが

実に、ありがたいと思う気持ちと共に
感謝しているのだ。

 

不器用なもので…笑

これから先、何年仕事ができるか分からないが

多分、生涯現役なのだろうな。