2021改定版【フィルとティモシーの横濱アパートメント物語】001 横濱ドラゴン不動産スクールの軌跡

フィルとティモシーの横濱アパートメント物語

僕の名前はフィル。
どこにでもいそうな次世代家主のサラリーマン。

いつかオヤジの運営しているアパートメントの
資産継承・事業継承をしなくてはいけないのだけれど
まだ、その覚悟はできていない。

オヤジもまだ元気だし、僕は僕で初めてプロジェクトを任された仕事で
それどころでは無いのだ。
そしてまだ大丈夫、まだ大丈夫と今日まで来ている。

 

undraw_Ordinary_day_re_v5hy

この物語は4人の若者と2人のベテランアパートメントオーナー
そして、オンラインセミナーを中心として
賃貸経営の肝のところをいつも情報発信している
『横濱ドラゴン不動産スクールイズム』を運営している一人のコンサルタントを入れた7人の物語である。(マジック7)

賃貸経営に漠然と悩んでいる次世代家主たちが
ふとしたことから『横濱ドラゴン不動産スクールイズム』に参加して
みなで成功大家に変わろうとする物語だ。
それでは始めよう。

 

 

フィル・ティモシー・トム、そしてティファニー 4人の若者のそれぞれの悩み

まずは僕のはなしからだ。
悩んでいた。
母は何も言わないが、どうやら父が何らかの病気にかかっているらしいのだ。

今までずっと強い父を見てきた僕は
なぜか最近、急に父が弱々しく見えるような気がしてイヤだった。

しかし父も母も何も言わない。
社会に出て10年。
自分の仕事の事ばかり考えているだけの日々だったような気がする。

振り返って考えると、家族のことを考える余裕がなかったのが正直な話だった。

何もできない自分には、早く父が健康を取り戻してくれればいいなと思う事しか出来ないジレンマがあった。

そして、今は無二の親友でビジネスパートナーの
ティモシーも当時は悩んでいた。
彼は今までいろいろな職を転々として歩いてきた。

息子もう1歳を過ぎたのでそろそろしっかり働ける仕事を探して転職しようと思っていた。

求人サイトをいろいろ見ていると、かっこの良いアパートメントを作る会社の求人が目に止まった。

どうやら営業職を募集しているらしい。

しかし、ティモシーは今まで営業と言う仕事をしたことがなかった。
そして、建築という仕事や不動産という仕事も初めてだった。

田舎イーハトーボーから横浜に出て来て、何となく働いていた。
長男なのでいずれ両親の居るイーハトーボーに
自分の家族を連れて戻ると言う気持ちがあるので
腰掛的な仕事しかしてこなかった。

まだ、先だが家族を連れてイーハトーボーにいずれ戻るなら
自分にやりがいの有る仕事、家族をずっと食べさせていけるような仕事。

そんな仕事にそろそろ出逢って見たいと真剣に思うのだった。

krakenimages-Y5bvRlcCx8k-unsplash

そして、もう一人
僕の幼馴染で悪友のトムも悩んでいた。
彼はオヤジの自動車修理工場を手伝いながら、大好きな車を弄って
独身貴族を楽しむ毎日だったが、たしか一昨日だったか

オヤジさんから
「古くなった木造のアパートメントをそろそろお前が面倒見ろ
俺はもう、アパートメントは飽きた」

といきなり言われたらしく、夜ファミレスに呼び出され
「フィル、お前の家もアパートメント経営しているよな
お前はどうしているの?」

といきなり不安げな顔をして相談してくるのだった。
僕だってわからないよと言うしかなかった。

最後に
今はリンダのコーヒーショップで働きながら、横濱ドラゴン不動産スクールイズムのアシスタントをしている
ティファニーもこのころは悩んでいた。

当時、病院で医療事務をしていた彼女は
そろそろ病院の寮を出てアパートメントで一人暮らしをしたい。

でも仕事が忙しくて部屋探しなんかした事もなくどうしたものか
今まで先延ばししていた事をそろそろ本気で考えなくてはいけない時期が来ている。

女性がひとりで安心して暮らせるアパートメントってどんなものがあるのか?
そしてどんな方法でその素敵な物件に逢えるのか?
いつかでは無く、今日から行動を起こさなくてはと思うのであった。

そして、最近知ったホームステージングという仕事を
将来手掛けてみたいとも思っていた。

引越しと転職が
頭の中をぐるぐると回っている日々だった。

この物語は、こんな4人の若者たちが賃貸経営というテーマに向き合い
悩んだり、ワクワクしたりの成長物語だ。

僕たちが開催してきたリアルセミナーやオーナー座談会の雰囲気も味わってもらえればと思ってペンを取った。

何よりも、家主さんたちの
・古くなったアパートメントの空室対策
・新築アパートメントを企画等々
の智慧に繋がる物語である。

お時間のある方はお付き合い頂けたら幸いだ。

YO-SORO
賃貸経営に特化した noteクリエイター
笑顔同封 石川龍明 (横濱Dragon

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です